・動画について

留学したことのある人は分かるかもしれないが、「人種差別」は世界中に、たとえ軽度のものであれ確かに存在する。しかしアメリカには未だ露骨な人種差別が根強く残っている部分があるのがこの動画で理解できるだろう。

日本のニュースを見ていれば、情報量が少なすぎるため、あまりこの問題について深く考えることはないかもしれない。

個人的には「何をもって人種差別と定義できるのか」が重要だと思う。差別でないものを差別と決めつけると「逆差別」というもの起きかねない。現にアメリカの一部の地域ではレズビアン、黒人が就職において白人より意図的に有利とされている事実もある。

しかしこの動画を見て自分が感じたこと、考えたことを素直に言葉に表して表現してみると、問題が何かということが分かってくると思う。

・翻訳した際の注意点

まず原文の理解が非常に難解であった。辞書にはでてこないようなイディオムがいくつかあり、イメージとしては分かっていても、日本語で訳す際に非常に苦労した。現地の交通事情や、警察官の職務質問について一定の背景知識が必要だと思われた。

そのためインターネットでこの事件に関する詳細を英文で集め、まず自身がその事件を視覚的にイメージできるまで理解を深めた。また情報量が多いため多少、情報の順番を変えてでも日本人にとってわかりやすいように工夫した。

人種差別という非常にデリーケートな問題であるため、言葉の選択には妥協しなかった。