言語コンシェルジュ

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プロソディー・シャドーイング

 次に、テキストを見ずにシャドーイングを行う。(標準2回)。これは、ヘッドホン、または両耳イヤホンを使って行うが、自分の声をよく聞きながらやるために、片方をずらして練習してもかまわない。

 注意点:この段階では、まだ意味取りは特に意識せず、原文のリズムに乗って、聞こえたとおりに忠実に「音」を再現することを中心とする(これを “prosody shadowing” と呼ぶ)。すでに述べたとおり、シャドーイング練習の第1の目的は、正確な聞き取りの基礎となるプロソディー感覚の養成であるから、とりあえず意味がわからなくてもかまわない。あくまでも「音」を中心に練習し、何回か繰り返していくうちに自然に意味もわかってくるというのが理想的な形である。また、意味を取ろうという意識があまり強すぎると「音」への配慮がおろそかになり、いわゆる棒読みのようになってしまうことがある。せっかくきれいな英語を聞いているのに、これを復唱するときには単なる字面だけの再生になってしまったのでは練習にならないので注意すべき点である。なお、ここで自分のシャドーイング音声を別の音声録音アプリ(各自、スマートフォンにダウンロードしておく)に録音しておき、後でこれを再生チェックすることによって、自分が実際にどの程度、原文のプロソディー諸要素を正しく聞き取り、再現できているかがよくわかる。

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